京都市では、産業廃棄物処理業者におけるBCP(事業継続計画)の策定を推進しています。

 BCP(=Business Continuity Plan)とは、自然災害や感染症の流行などの脅威が発生した際に事業者がその事業を確実に継続させるために必要な方針、手順、情報などについて、あらかじめ整理して文書化した行動計画のことです。
 緊急事態における事業の継続のためには、それぞれの事業者においてあらかじめBCPを作成しておき、対応方針を定めておくことが非常に重要です。

 産業廃棄物の処理は、あらゆる事業者の経済活動を支える必要不可欠なインフラです。
 災害などが起こった際に、産業廃棄物の処理が中断したり混乱したりすると、地域社会の生活環境や公衆衛生、地域経済に多大な悪影響を及ぼします。そのため、災害時などにおいても、産業廃棄物の処理については速やかに再開させ、継続させることが求められます。

 BCPをまだ策定していないという処理業者の方は、災害時における産業廃棄物の安定的な処理を確保するために、BCPを策定していただきますようお願いします。

 また、BCPの策定は、産業廃棄物の安定的な処理の継続という観点以外にも、災害などの際に自社の企業活動を継続させ、経営リスクを最小化するためにも有効です。

 BCPを策定し、緊急事態に備えましょう。

BCP お役立ちウェブサイト

 以下のウェブサイトには、BCPに関する分かりやすい情報が掲載されていますので、参照いただき、BCPの策定に役立ててください。

▶︎